妊娠して安定期に入ると、たいていの産婦人科では出産に向けて必要なもののリストが配布されます。
出産予定日近くに出産される人もいれば、予定日より大幅に早く出産を迎える人もいるので、時間のある時に少しずつ必要なものを買い揃えていくようにしましょう。
出産までまだ期間があるので準備はもう少ししてからと後回しにするのは避けましょう。お腹はどんどん大きくなってしまい、外出してお買い物をすることも大変になってきてしまいます。
身動きが楽なうちに、出産準備は完了させておくことをおすすめします。
産婦人科にもよりますが、出産から退院までの入院する期間は5日から7日くらいです。
ナプキンや母乳パットなど、産婦人科で用意されているものもありますが、5日から7日分の荷物となるとかなりの量になってしまいます。
さらに、初めての出産となると、リストに載っている分だけの準備でいいのか不安に思い、あれもこれもと荷物が増えてしまうものです。
リストには載っていないけれど、準備をしておくと便利なものなど、先輩ママさんなどからリサーチしておくこともいいでしょう。
出産準備リストには掲載されていないけれど、準備しておくと便利なものを少し紹介しておきます。
陣痛が始まった時に役立つものが、テニスボールです。
出産を経験された方であれば、陣痛時の腰やお尻の痛みがよくわかると思いますが、テニスボールを痛みが強い部分に当てると痛みが緩和されます。付添の方に腰をさすってもらうのもよいですが、陣痛の間ずっとさすってもらうわけにはいかないので、このテニスボールがあるとかなり便利です。
出産後にありがたいのが着圧ソックス。
出産後は足がむくみやすいので、着圧ソックスがあると過ごしやすいです。象の足かと思うくらい、むくみがひどくて歩行も困難な場合もありますので、着圧ソックスは役立つと思います。
このほかにも、先輩ママさんたちの意見を参考にしながら準備を進め、陣痛が始まってからでも慌てなくて済むように、荷物は玄関付近に置いておくようにしましょう。
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