子供は大人が思っているよりも敏感です。
パパやママの機嫌が悪く、眉間にシワを寄せ険しい表情をしていると、子供はそれだけで不安になります。不安はストレスとなり子供を苦しめます。
子育てというのは絶対にマニュアルどおりには行きません。子供の性格はまさに十人十色ですから、他の子供と比べてはいけません。
子育てしていると思いどおりにならずイライラしてしまう事も多々あります。しかし、常にママがイライラしていると部屋の空気もピリピリしてしまい、ダイレクトに子供に影響します。
時には夫婦喧嘩だってあるでしょう。しかし子供にそれを見せてしまうと、子供は大人の都合なんて理解できないので怯えます。これも子供にとっては大きなストレスとなります。
この状況が当たり前になってしまうと子供から笑顔が消えてしまいます。
逆にいつも笑顔を絶やさないパパやママを見て育った子供は、子供も自然と笑顔になります。パパやママが幸せそうにしていれば、子供はそれをしっかり見ているので子供も幸せになれます。
子供は親を見て育つものですから、親を映す鏡といわれるのも意味があるのです。
とはいっても誰もが常にニコニコと笑っていられる状況とは限りません。
子供に見せたくないと思っていても、つい険しい表情をしてしまう事もあります。
でも子供に接する時はできる限り笑顔で接してあげましょう。
泣きたい時や怒りたい時もありますが、子供にその姿は見せない努力をしてください。
子供が成長すれば親の苦労なども理解できるようになりますし、いつも笑顔で接してくれたことに感謝してくれます。
Photo by Parker Knight