赤ちゃんも成長するにつれて、自分でできる事が増えていきます。
●赤ちゃんが自分で見つける楽しい遊び
特に体を自由に動かせる事を喜ぶ傾向があるので、生後2ヶ月頃から始まる、頭をぶんぶんと左右に振る行動も、楽しくて仕方ないといった感じです。
ママにとっては今までなかった行動なので、びっくりしてしまう事もありますが、赤ちゃんがご機嫌なら特に問題ありませんから、気が済むまで遊ばせてあげましょう。
●頭がおかしくなった?
もう少し大きくなってくると今度は、壁や家具に後頭部をごんごんと打ち付けるようになります。
突然我が子が壁に頭をごんごんと打ち付ける光景を目にしたら、ほとんどのママが、頭がおかしくなったのでは?と不安になるでしょう。自分の育て方に落ち度があったのでは?欲求不満?などと考えてしまうかもしれません。
しかし、これも言ってみれば赤ちゃんが自分で発見した、楽しい遊びの一種ですから、特に問題ないようなら、見守ってあげましょう。
●なぜ後頭部なのか?
これについては今まで知らなかった、『後ろ』という部分を発見した、事が関係しているようです。目の前のものしか認識できなかった赤ちゃんが、初めて、自分の『後ろ』の世界があることに気付いたから、と考えられています。
最初は何気なく頭を後ろに動かしたら何かにゴンとぶつかった、あれ?何かある、何だろう?何だかわからないけど楽しい、おそらく赤ちゃんの頭の中はこんな事を考えているのでしょう。
これは多くの赤ちゃんに見られる行動ですから、あまり心配せず、後頭部を壁にごんごんを始めたら、頭をぶつけても危なくないように工夫してあげましょう。
おそらくママもあかちゃんの頃に同じ事をしていたはずです、不安だけど病院に行くような状態ではない場合は、先輩であるおばあちゃんに聞いてみるのもオススメです。
Photo by Julio Romero