男性と女性では体も脳も構造が違うので、子育てにおいてもお互い自分の子どもなのに考え方や向き合い方の違いが出るのはある意味当然の事です。
頭ではわかっていても、なかなか上手くいかないのはどこの家庭でもある悩みです。
夫婦なのだから言わなくてもわかると考える人がいますが、これは間違った考えです。
この間違った思い込みや考えが子育てにも影響を与える事が多々あります。
子育てに対して考え方の違いなどもありますが、ママが持つ不満の多くはパパが子育てに消極的な事もあることや、夫婦の会話が減ってしまう事でもあるようです。
家事や子育てはママがやるのが当たり前と考える女性もいますが、こういう場合は特にストレスがたまりやすいので誰かに話を聞いて欲しいと思うのです。
それが愚痴であってもパパは少しだけ、ママの話に耳を傾けてあげてください。
ママの方は、もしパパに愚痴を聞いてほしい時は、いきなりクドクドと話すと男性は負担に感じて逃げようとしたり、相談にのろうとあれこれアドバイスをしたり、結論を出そうとして話の腰を折ってしまいますから、先にこのように声をかけるとよいでしょう。
最初に「ねえ、子育ての愚痴や悩みを、5分間だけ聞いてもらいたいんだけど、いいかな?」と確認するのです。
こう頼まれると、5分というゴールが見えていて、愚痴だとわかっているので、余計な口出しをせず、疲れていてもしっかり耳を傾けて、ママの気持ちを受け止めてくれることが多いようです。
また「もっとこうしてほしい」と不満や要望を伝える時は、感情的にならず要点を完結に伝えると意外と効果的ですので、簡潔に優しくお願いするのがポイントです。
もしも上手く言えずにイライラしても、男性は頭ごなしに上から目線で物を言われると怒る傾向があるので、ママも言い方に注意してみましょう。
Photo by Charlotte