小さな子どもを持つ家庭では、マンションやアパートなどの集合住宅に住む場合、騒音にかなり気を使いますね。
子どもの泣き声や、きょうだいがいればケンカの声、走る音、おもちゃの音などなど、どんなにママが気をつけていても避けられない騒音が、小さい子どもを持つ家庭では出てしまうものです。
育児や家事に追われるママはついつい「小さな子どもがいるのだから、仕方がない」などと、思ってしまいますが、上下や隣に住む住人に大きな迷惑をかけている、ということを忘れてはいけません。
「小さな子どもだから仕方がないよ」と寛大に許してくれる住人や、「お互い様ね」と同じような境遇で子育てしている家庭であれば良いですが、そんな住人ばかりではないことも知っておきましょう。
相手によっては、きつく指摘をしてきたり、最悪の場合、引越しに追い込まれるようなご近所トラブルに発展しているケースが多々あります。
しかしそのようなトラブルも、ちょっとした心がけで避けられることが多いのです。
では、小さな子どもがいる場合、マンション騒音にはどのように対処すれば良いのでしょう。
まずは、引っ越しをした時に、隣近所の住人には、しっかりと挨拶をして、小さな子どもがいること、そして、騒音を出すかも知れないことを伝え、事前に謝っておくことが大切です。
そして、特に下の階には、大きな足音が響くことが多いでしょうから、子ども部屋には防音性の高いカーペットやシートを敷いて出来るだけ騒音が出ないようにしましょう。
また、夏には窓を開けっ放しにすることも多いので、子どもの声も響きがちです。
もしも、夜泣きなどをするようであればエアコンを使用して、多少電気代がかかったとしても夏でも窓は閉めるなどの騒音対策が常に必要です。
他にも、壁側に家具を置くことで音の伝わりを軽減でき、また、子どもがいたずらなどで壁を叩いてしまうことも避けることが出来ます。
走り回るのが難しい家具の配置にすることも騒音対策には有効です。
いつでもご近所の人に会ったら挨拶をしておくだけでも相手の受取り方は変わってきます。
もし大騒ぎしてしまった後は「先日は子供が大泣きしてすみません、うるさくありませんでしたか?」と配慮の声をかけられると、なおよいでしょう。虐待を疑われて通報されるトラブルも避けられます。
少しの工夫や心がけで、マンション騒音はかなり軽減出来ます。
近隣へのちょっとした挨拶や謙虚な言葉掛けでトラブルを回避することができます。
参考にしてみてください。
Photo by Juhan Sonin