子どもの奇声は近所から嫌な目で見られることもありますし、親としても段々とイラつきが増してくるものです。
では子どもの奇声を抑えるためにはどのような対策をすればいいのでしょうか。
●感情の高ぶりによるもの
子どもが奇声を上げるのは感情が高ぶっている証拠ですから、それを無理に押さえつけることはできません。
特に1歳から3歳の子どもに多く見られ、兄弟がいる場合でも奇声を発する子と発しない子が見られます。
お店に入るととたんに奇声を上げて走り出す、遊んでいたおもちゃを取り上げて食事をさせようとすると奇声を上げる、そして周りが一気にこちらを見るということもあります。
奇声は声が高いため非常に神経に障るもので、親としてはしつけがなっていないと思われている、何か異常があるのではないかと焦ってしまいます。
そして何より近所の目が気になって仕方ない、びくびくしてしまうこともあるのです。
しかし時間の経過とともに奇声は治まって行きますから、幼稚園に入る頃になって「そういえば最近奇声を聞かないな」ということもあるのです。
●奇声対策を立てよう
奇声は感情の高ぶりと言ってもやはり抑えるようにしたいので、言葉で伝えるようにしましょう。
確かに周りから迷惑そうな顔をされることはありますが、きちんと周りの迷惑になると言うことを根気良く伝えていけば子どもも次第に理解して行きます。
怒鳴るというのは逆に子どもが楽しんでしまうことになりますし、萎縮することもありますので周囲に申し訳ないという態度を示しながら言い聞かせていきましょう。
Photo by Lars Plougmann