子どもの写真を撮るのは難しいですが、プロが使用している方法を真似すれば子どもの写真を生き生きと、素敵に撮ることができます。
では実際にプロはどのような方法を利用して子どもの写真を撮っているのでしょうか。
●接写(せっしゃ)
接写とは子どもを間近で撮影し、背景をぼかすことで主役をより鮮明に見せる方法です。
専用レンズを使用する方法がありますが、一眼レフなどを使い、マクロレンズという接写に使えるレンズを使えば誰でも簡単に背景をぼかし子どもに焦点を当てた写真を撮影することができるでしょう。
また最近は手軽で簡単ということから、スマホで子どもの写真を撮る親御さんが増えていますが、スマホを利用する場合はフラッシュをオフにし、自動露出とオートフォーカス機能をロックしてください。
さらにハイダイナミックレンジ、HDRモードに設定し撮影することでスマホでも簡単に接写することができます。
最近のスマホは画素数も高く、一般的なカメラと変わらないくらい綺麗に写真を撮ることができますので活用してみましょう。
●被写体(ひしゃたい=撮りたい主役)を画面の端に置く
背景との一体感を見せることができる方法で、子どもを写真の端にくるようにレンズを向けて、中央に遠くの木や真後ろの子どもの作品、人気キャラクターなどと一緒に撮影します。
子どもに焦点を当てながらも中心に来る背景が脇役に来るよう、あまり背景と子どもを近づけないのがポイントです。
もし近づける場合は全身を取るのではなく子どもの顔がアップになるようにして背景を途中で切ると子どもが主役の写真になります。
このように、プロが実践している子どもの写真撮影テクニックがありますので、真似してみてください。
Photo by kiwi huang