出産が無事に終わるとすぐに始まるのが育児です。
おっぱいを飲ませたり、抱っこをしたり、はじめのうちは恐るおそるですが、次第に母親としての愛情がこみ上げるようになり、大きな幸せを実感することでしょう。
しかし新生児の時には授乳回数も多くて、1回の授乳時間も長く、眠りも浅いので寝かしつけにも苦労します。
そんな時は裏ワザとして多くの先輩ママたちがやってきた、添い乳(そいちち)をするのがおススメです。
添い乳をすることで、特に負担の大きい夜間の授乳や、寝かしつけの負担を軽くすることが出来ます。
添い乳のやり方ですが、まずは赤ちゃんと向かい合って身体を横にします。
身体を横にした時に、下になっている方のおっぱいで授乳をします。
この時の下側になる腕は、伸ばしたままにしておくとしびれやすいので、肘を曲げて、枕の下に入れる体勢がおススメです。
もう片方の手は、おっぱいに軽く添えて、赤ちゃんが飲みやすいように調整しましょう。
また、赤ちゃんの背中や首に手を添えることで、体勢が安定して、安心しておっぱいを飲んでくれます。
赤ちゃんも身体全体をママの方に向けることで、添い乳がしやすくなります。
このようにしておっぱいを飲ませて、おっぱいが出なくなったら、次にもう片方のおっぱいを飲ませます。
ママが身体を移動させて、反対側のおっぱいが赤ちゃんの口に届くように調整します。
おっぱいが小さめの人は最初うまくいくまで手間取るようですが、あれこれ工夫してるうち誰でもできるようになります。
添い乳をする際に注意したいのが、赤ちゃんの鼻を塞いでしまわないようにすることです。特に乳房の大きいママは注意したいところです。
また、ママもラクな体勢で添い乳が出来るように、枕やクッションなども利用していろいろ工夫してみましょう。
添い乳の場合でも、そのまま寝てしまうと赤ちゃんがおっぱいを吐いてしまう可能性が高いので、一回起こしてからゲップをさせることも忘れないようにしましょう。
Photo by Sander van der Wel