母乳育児では、おっぱいのトラブルがつきものです。
ここでは母乳育児でよくあるおっぱいトラブルにはどんなものがあるのか、先輩ママの苦労をご紹介したいと思います。
母乳育児でよくある苦労が、母乳が出ないというものです。
生後3ヶ月目くらいから母乳が出ないと悩むママが多くいますが、授乳の回数を増やしてみたり、食事を気をつけたり、ストレスを溜めないようにするなどの工夫によって、母乳の出も良くなります。
他にも乳腺炎で悩むママも多いようです。
授乳をしていると、おっぱいにしこりが出来ることがあるのですが、これは乳腺炎によるもので、痛みも伴います。
乳腺炎には多く2つのタイプがあり、急性うっ滞乳腺炎は、母乳が乳腺に詰まり炎症を起こすものです。
急性うっ滞乳腺炎になると、乳房全体が赤くなり、しこりができ、触ると痛みもあるので、とても授乳が出来ない状態になります。
悪化すれば高熱が出て、入院が必要になるケースもあります。
乳腺から細菌感染をすることで起こるのが化膿性乳腺炎です。赤ちゃんの口の中の細菌が感染して起こる場合と、急性うっ滞乳腺炎が進行して起こる場合とがあります。
こちらの場合には、さらに乳房の痛みが激しく、高熱や悪寒、血の混ざった母乳が出る、しこりなどの症状があります。
乳腺炎のしこりを解消するためには、赤ちゃんに吸ってもらうのが一番です。
他にも、ぬるめのお湯で身体をじっくり温めて、乳房をマッサージするのも効果的です。
また、慣れない授乳で乳首が擦り切れて、傷ができたり、赤ちゃんにおっぱいを噛まれて乳首に傷が出来るトラブルもあります。
そんな場合には、赤ちゃんが舐めても大丈夫な成分で作られているクリームがあるのでおススメです。
Photo by Juan Pablo Bellenger