子どもの成長をお祝いする七五三。
男の子は地域によって違いはありますが3歳と5歳、女の子は3歳と7歳とされています。
昔は数え年で行っていたため、兄妹などきょうだいで一緒に行いたい場合、どちらかを数え年の時にするやり方もあります。
また早生まれの子も、クラスの子とタイミングを合わせるために、数え年で行う場合も多いようです。
では七五三はどのように過ごせばいいのか、何をしておけばいいのか、直前に慌てないためにも準備をしておきましょう。
七五三はほとんどの方が神社へお参りに行きますが、どこの神社にお参りするか迷うこともあるでしょう。
基本的に氏神様、つまり地域の中で最も大きいあるいは家から一番近い神社で参拝してかまいません。
一つ注意しておきたいことは、神社によっては祈祷してもらう場合事前に予約しなければならないことがある、ということです。
現在日本の神主は不足しており、一人で複数のお社を管理していると言うことも良くあることです。
特に小さな神社にはあることで、事前に神社の都合を確認すること、日時を確認して予約することが大切です。
初穂料も神社によって異なりますので、電話で予約する際に確認しておくと良いでしょう。
ただし明治神宮などのように大きな神社の場合は当日受付で済む場合が多いです。
写真を取る場合は神社のお参り直前に行って衣装レンタルすると言う方法もありますが、最近はお参りする日と写真撮りを別の日に行うという写真屋さんも増えていますので、記念に写真館で撮りたいと言う方は確認してみましょう。
着物のレンタルを希望する場合、人気のデザインは早めに予約済みになってしまうことも。半年前からチェックしている人もいるそうなので、デザイン重視の方は、早めにスタジオに確認してみましょう。
子どもにとって着物は窮屈なものですし、着付けにも時間がかかりますから、当日は時間に余裕を持って行動し、成長に感謝するとともにお祝いする気持ちで過ごすと良いようです。
Photo by MIKI Yoshihito