子供はよく喧嘩するため、その都度喧嘩の仲裁をするのは難しいものです。
一般的に兄弟喧嘩はもちろん、友達との喧嘩も少なくありません。
親は喧嘩を見かけたら仲裁に入ってあげるべきですが、仲裁にもちょっとしたコツがあるんです。
このコツを知らないと子供たちも不満を残したままになってしまう可能性がありますので注意しましょう。
まず、もっとも大切なことは頭ごなしに叱らないということです。
仲裁に入ったらそれぞれの言い分を聞きましょう。
この時、同時に話を聞くのでなく1人ずつゆっくり自分の言い分を話せるような状況にしてあげるのがポイントです。
そして親はそれぞれの言い分に共感してあげましょう。
子供は自分が正しいと親に認められたいからです。
それぞれの話を聞いたらどうすれば仲直りができるのか、一緒に考えてあげることも大切です。
また、喧嘩両成敗という言葉があるようにできればお互いが謝って喧嘩も終わりというのが理想です。
話を聞いている間にお子さんも冷静さを取り戻しているでしょうから、あとは仲直りをするだけです。
子供の喧嘩に仲裁に入る必要はないという考え方もあると思いますが、子供は大人と違って感情的になってしまいがちです。
やはり親の仲裁は必要だと言えるでしょう。
いったん喧嘩が収まってしまえば喧嘩していたとは思えないくらい元通りになっていることも多いのが子供ですが、親の仲裁の仕方も重要になってきますので正しい仲裁の方法を知っておきましょう。
Photo by Aislinn Ritchie
