少子化の現在では、1人っ子もしくは2人兄弟が多いですよね。
母親としての希望は、男の子と女の子の両方を育ててみたいから男女ひとりずつ生まれてくれれば良いという意見が多いようです。
では、2人兄弟の良いところはどういうところなのでしょうか。
まず、同性の2人兄弟の場合は、洋服などのお下がりができるという点です。
あとはある程度大きくなった時には、遊びを共有できるので親との関わりがなくても2人で遊ぶことができるようになるようです。
もちろんその際には、ケンカが絶えることはないかもしれませんが、それも兄弟ならではのことなので、それほど心配しなくてもケンカしながらお互いの存在が必要と感じて成長していくと思います。
男の子と女の子の異性の2人兄弟の場合は、よくひとりっ子を2人育てるようなものと言われますが、性別や年の差があったとしても、やはり兄弟としての絆は繋がっているものです。
これは、実際に性別が同じだったり、異性だったり、年齢が離れている兄弟を育てている親が共通して思うことのようです。
では、2人兄弟はどうやって成長していくのが一番良いのでしょうか。
2人兄弟がずっと仲良くしていく唯一の方法は、親が兄弟を比較しないことだといいます。
よくあるのが、お兄ちゃんなのだからちゃんとしなさいと、上の子にお兄ちゃんという役割を強制し、何でも我慢させてしまったり、平等なケンカなのにお兄ちゃんだけが年上というだけの理由で怒られてしまっていては、お兄ちゃんの心は荒んでいってしまいます。
そうならないためには、親が兄弟でもひとりひとりの人格を尊重して大切にしているということを常日頃から伝えていくようにしてくださいね。
Photo by Ben Grey