初対面の大人にも、どんどん話しかける人懐っこい子がたまにいますね。
なんて社交的なんだろう、と思いがちですが、実は社交的というよりも、さみしさを抱えている可能性もあります。
●人懐っこい子には、実は親にかまって欲しい心理があるのかも!?
本来であれば、小さな子どもは、他人には警戒をするはずです。
なのに、自ら積極的に初対面の大人に話しかけるのは、何か満たされないさみしさを抱えている可能性があります。
子どもはママやパパにかまって欲しい、相手にして欲しいといつも思っています。
しかし、いつもいつも、親が自分の趣味に没頭していたり、スマホばかり触っていたりして、子どもときちんと向き合うことをしていないと、子どもはいつしか心に大きなさみしさを抱えるようになるのです。
子どもは毎日ママやパパが相手にしてくれないので、そのさみしさを紛らわすかのように、他の大人に相手にしてもらおうとして、気をひこうと頑張ります。
もちろんママやパパにもかまって欲しいので、気を引こうと話しかけたりするのですが、子どもに目が向いていないので、子どもは仕方なく初対面の大人でもどんどん話しかけるようになるのです。
●誘拐に気をつけて!パパママは自分の態度を振り返ろう
人懐っこい子にはいろんな大人から可愛がられるのでいい面もある一方、誘拐のターゲットにもなりやすいので、注意が必要です。
子どもは、本当は、ママやパパに遊んで欲しいのです。
人懐っこい子どもには、こんなさみしさがある可能性があります。
かまって欲しいという子どもの素振り、気持ちに気づいていないママやパパが多いようです。
自分の子どもがあまりにも他人に声をかけるようであれば、毎日の生活のなかでどのくらい子どもとしっかり向き合っているか、振り返ってみましょう。
Photo by Keith McDuffee