一度タイツを履いてしまうともう薄いストッキングには戻れません。これと同じで一度厚着をすると、それがないと居られなくなってしまいます。
大人にとっても気温が低く寒い冬は、ついつい厚着をしてしまいます。
ママさんの中にも経験者はいるかもしれませんが、一度タイツを履いてしまうともう薄いストッキングには戻れません。これと同じで一度厚着をすると、それがないと居られなくなってしまいます。
大人の場合は厚着をしても、暑かったら脱ぐというように自分で調節できますが、幼い子供はまだその調節の判断が上手くできません。
元々大人よりも少し体温が高めの状態なので、ママが寒くても子供は意外と平気だったりします。寒い思いをして風邪を引かせないようにと、厚着をさせた事がかえって風邪を引かせる原因となる事もあるので注意が必要です。
子供は体温が高く、体温調節ができません。
厚着をして汗をかき、それが冷えると一気に体温が奪われますので身体が冷えます。
体が冷えると免疫力も低下するので、幼い子供にはダメージとなってしまうのです。
暑さ寒さは肌で感じる物ですが、厚着をする事で寒いという感覚が脳に伝わりにくくなります。自律神経のバランスにも影響するといわれていて、度が過ぎた厚着はかえってマイナスなのです。
また、厚着をしてモコモコした状態は一見可愛らしく見えますが、厚着をするほど体の動きも制限されてしまうので、つまずいて転んだり、思うように動けず子供にはストレスになる事もあります。
体温の急上昇は大人にとっても負担が大きいもの。子供の体には相当の負担となる事を理解してあげましょう。
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