女性は男性と違い、妊娠から出産まで自分の体も変化しますし、出産時の痛みやホルモンバランスの変化は早い段階で母の自覚を持たせてくれます。
体の変化があるので脳が切り替わりやすいのも特徴ですが、これは本能的な部分です。
ママになったと実感する瞬間は人により違いますが、遅かれ早かれ誰にでもやってくる事です。
妊娠初期はつわりが来るまであまり実感がわかないのですが、エコーで動いている赤ちゃんの心臓を見た時に、ママになったと実感する人もいます。
赤ちゃんの成長とともにお腹も大きくなっていきますが、胎動が始まった時にママになったと実感する人も多いようです。
出産後に産院の看護師さんからお母さんと呼ばれた時、初めて赤ちゃんを抱っこした時にママになった事を実感するという人もいますが、1番多いのは、初めておっぱいを飲ませた時です。
また、赤ちゃんが人見知りをして、ママ以外の人に泣いてしまう時期や、後追いする姿を見て、自分はこの子にとって世界に一人だけの母親なんだと実感する人もいます。
さらに、子どもが片言でおしゃべりするようになって「まま」「おかーかん」など呼ばれると、じんわり実感がわいてきた、という人も多いようです。
タイミングは人により違いますが、ママの自覚を持つのは素晴らしい事です。
パパはどうしても自分が痛みを感じない事から、少し実感も違いますが、ママがしっかりと実感していれば、そのうちパパの気持ちも追いついてくれます。
もちろんママになったと実感するのは1回だけとは限りません。
何度も感じる事があるのも自然ですが、その時の気持ちを忘れないように、母子手帳や日記に記録しておくと、後から読み返した時もその時の感動がよみがえりますし、後から子どもに見せてあげる事もできます。
いろいろな瞬間がありますが、全て記録に残しておくのもオススメです。
Photo by Sami Keinanen