●陣痛が痛いのは覚悟してたけど、意外と産後の方が痛くて驚くママも
妊娠中には、どのように過ごせばよいのか、また出産時にはどのように陣痛が起きるのかなど、出産に関する痛みの情報を多く目にします。
しかし、出産を経験したママの多くは出産の痛みと共に産後の痛みにも苦しい思いをするのだそうです。
●後陣痛
まず出産後には子宮が収縮し始めることで起きる後陣痛と呼ばれる症状があり、産後の2日から3日には強い痛みが引き起こされることがあります。
授乳によってさらに酷くなることもある後陣痛があまりにも酷い場合には、医師と相談して子宮収縮剤の使用中止や鎮痛剤の処方などの対処をしてもらいましょう。
●会陰や帝王切開の傷口
また、出産時に会陰が裂けたり切開していることでも痛みが生じます。
傷は縫合しますが、1ヶ月程度は痛みや違和感があるママが多いと言われていて、長い場合には数ヶ月に渡って違和感が残るママもいます。
●陣痛でふんばった手足が肉離れ、筋肉痛に
陣痛に耐えているうちに、へんな所に力を入れて踏んばったりして、その時は気付かなかったものの、産後に痛みが出る場合も。
●恥骨や骨盤が戻る痛み
そのほか産後に痛みを感じる部分には関節も挙げられ、腰や膝も痛くなることがあります。
女性モルモンのバランスが変化することが関係していると思われる関節痛と、骨盤が出産前の状態に戻ろうとする時の痛みがあるので、動作が辛い時には周囲の人に協力してもらいましょう。
●赤ちゃんのお世話による腱鞘炎や腰痛、関節炎
赤ちゃんを抱っこする回数が増えることが原因で手首に腱鞘炎が起きて痛みが生じるママもいます。
●【番外編】立会出産でさすり続けた腕が筋肉痛になるパパも
ただ、実はパパにも痛みが起きることがあると言われていて、立会出産をしたパパはママを一生懸命さすってあげたことで酷い筋肉痛になることがあるそうです。
つわりを起こすパパもいると言われる妊娠と出産は、夫婦が協力して過ごしたい時間だと言えます。
Photo by Mark Baylor
