1歳を過ぎればほとんどの赤ちゃんが立って歩くようになり、不安になるママも多いでしょう。
手をつないで歩きたいのに手をつないでくれない、ベビーカーに乗ってほしいのに乗ってくれない、歩いてくれたと思ったら抱っこをせがまれる、急に負担がかかったように感じられるのですが、赤ちゃんの甘えと体の発達が同時に増している時期だからこそ起こることと言えるでしょう。
●車は危険、抱っこは重い…
歩きだすと興味ある方へどんどん向かっていってしまうのが赤ちゃんですから、止めようと思っても止められないこともあります。
ただそれが安全な方向へ向かっているのならいいのですが、車など危険な方向へ向かっているとハラハラしますし、何としても止めなければなりません。
車が危険、ということは実際に事故にあって身を持って教えるなんてことはできませんから、何度も言い聞かせる必要があります。
転んでもいいので危険と感じたら腕を引っ張って回避すること、それが一番安全な方法ではないでしょうか。
●取り返しのつかない事故から守ろう!
腕を引っ張ったら腕が抜けそうと怖がるママもいるのですが、赤ちゃんの関節は柔らかくそこまでもろくありません。
何か相反する力で引っ張られると腕が抜けることはありますが、一瞬引っ張った程度で抜ける赤ちゃんの腕は今まで見たことがありません。
それよりも車だけではなく自転車や暖房器具、台所の調理器具などから守ってあげることが先決です。
残念ながら歩きタバコをする人はまだいますから、歩きタバコから守ってあげるのも親です。
抱っこをせがまれると疲れを感じるママもいるでしょうが、安全を第一にすること、赤ちゃんの甘えを許すことも大切なことです。
Photo by Eric Lewis