泣いてばかりだった赤ちゃんも、泣き声以外の声を発するようになります。
初めてのおしゃべり「あー」「うー」というクーイングには、なんてお返事してあげるのが良いのでしょう。
●クーイングって何!?
生まれて少し月齢が進んだ頃に赤ちゃんが「あー」「うー」という言葉のような、泣き声のような声を出します。
この赤ちゃんが初めて出す声のことをクーイングと言います。
クーイングは、舌を使わないで母音を発するもので、それまでの泣き声とは明らかに違うので、ママやパパもすぐに気づくことができるでしょう。
クーイングをする赤ちゃんは、何かママやパパに伝えたい、などの何か特別な意味があるわけではありません。
ご機嫌な時に発するのがクーイングで、音を出すこと自体を赤ちゃんは楽しんでいるのです。
「あー」「うー」などの母音のみのクーイングから、だんだんと「バブバブ」「マンマンマー」などの意味のない複雑な音=喃語(なんご)へ発展し、やがて「ママ」「バイバイ」など意味の伴う赤ちゃん言葉をしゃべるようになっていきます。
●クーイングにはどんな返事をしてあげるのが良いの!?
早い子では生後1~2ヶ月でクーイングが出るようになりますが、平均的には生後3ヶ月くらいなると、たいていの赤ちゃんがクーイングを発するようになります。
クーイングを始めた赤ちゃんには、その真似をして返事をしてあげましょう。
赤ちゃんが「あーうー」と言ったら、ママやパパもそのままオウム返しで「あーうー」と返してください。
こうすることで、赤ちゃんが言葉を発する練習にもなりますし、ママやパパのオウム返しに喜んで、またクーイングでお返事をしてくれるはずです。
ママたちに反応してもらえる喜びが、その先の親子のコミュニケーションへとつながっていくのです。
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