赤ちゃんが生まれて初めてのお正月は特別なお正月になります。
ある程度大きくなれば家族と一緒におせち料理やお雑煮を食べられますが、離乳食を食べている時期は大人と同じおせち料理は食べられません。
●長期保存できるおせち料理は味が濃すぎる
最近は市販のおせち料理を注文するのも人気です。
面倒な買出しや下ごしらえもしなくて済みますし、高級料亭でいただくような美味しいおせち料理が届くのでそれを食べるだけという手軽さも人気の理由です。
しかし市販のおせちはしっかりと味付けがされているので、若干塩分や糖分が多めです。
まだ離乳食を始めたばかりの赤ちゃんには、濃すぎる味付けとなってしまいます。
中には硬い物もありますから、おせち料理は大人だけで楽しんでください。
●赤ちゃんには赤ちゃん用のおせちを
どうしても赤ちゃんも一緒におせちで初めてのお正月を祝いたいなら、手作りの離乳食おせちをおすすめします。
自宅で手作りのおせち料理を作るなら、味付けをする前に赤ちゃんが食べられそうな料理をとりわけ別々に味付けします。
実家に帰省しておばあちゃんの手作りおせちをご馳走になる場合は、赤ちゃんは食べられない事をあらかじめ伝えておきましょう。
お雑煮の野菜はお湯で軽く洗い、味を落とせば食べられますが、お餅は小さくしても喉に詰まるリスクが高いのでしばらくはNGです。
赤ちゃんに食べさせないのは可哀想という人がいますが、濃い味付けの物を食べさせるほうが可哀想です。
大人や他人の自己満足ではなく、赤ちゃんの事を第一に考えてあげてください。
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