夏休みや普段のお休みはずらしてとっている家庭も、お正月は一律、同じタイミングになることも多いですね。
年末の慌ただしさが落ち着いて、やっとおちつく大みそかの夜。
「赤ちゃんがいれば普段通り、慌ただしいだけ」というママも少なくありませんが、この日だけはちょっと遅くまでのんびりしたい、という人もいるでしょう。
●年越しそば
みんなで年越しそばを食べる家庭も多いでしょう。
そばは消化にもよく、小さな子にも食べやすい麺類の一つ。大人も子どもも一緒に年越しを楽しめて、日本の習慣に親しむことができますね。
すでに普段からそばをよく食べている子は問題ないのですが、離乳食中の赤ちゃんの場合、そばには注意が必要です。
ご存じのように、そばアレルギーをもつ人もいて、知らずに食べて体に発疹が出てかゆくなったり、ごくまれに命にかかわるほどの反応がでる可能性もあります。
まだ食べた事がない場合、初めて食べるなら、9か月以降で少し遅めに、赤ちゃんの体調がいい時に、少量ずつ試した方がいいかもしれません。
すでに食品などのアレルギーがある場合や、ぜんそくの症状がある場合、より慎重に対応する必要があります。
さらに、親族にそばアレルギーの人がいる場合は、赤ちゃんの発症率も高いと考えられていますので、もっと気をつける必要があります。
心配な場合は医師に相談したうえでトライしてみましょう。
●二年参り、カウントダウンなど
夜中にお出かけする場合、小さな子を連れていくのは避けましょう。
寒くて風邪やウイルスに感染しやすくなりますし、興奮して寝つきが悪くなったり、睡眠リズムが乱れてしまいます。
どうしてもパパやママがお出かけを楽しみたい場合は、祖父母などずっと面倒を見てくれる人に子どもの留守番を頼んで、大人だけ、出かけるようにしましょう。
●夜更かし
年末限定の番組もあって、みんな楽しみにしている。「わたしも夜更かししたい!」というママもいます。
子どもを早く寝かしつけてから、家族とテレビが見れるといいですね。
もし頻繁にねんねしている時期の赤ちゃんで、ママが抱っこしていないとダメなら、部屋を薄暗くして寝かしつけしながらなら、ママが小さめの音でテレビを見るのもありかもしれません。
しっかりリズムができている子は、お正月に崩してしまうと、その後も数日ぐずぐずになってしまう可能性があります。その場合は、子どもの生活リズムを第一にして、崩さないようにした方が、長い目で見てお正月にママがのんびりできるかもしれません。
見たい番組は録画で楽しみましょう。
Photo by Tatsuo Yamashita