子供の熱を計るのは簡単なようで難しかったりしますよね。
たった3分程度の検温でも、状況によってはじっとしていてはくれないものです。
そんな子供の検温に悪戦苦闘してしまうというお母さんも多いのではないでしょうか。
子供が検温をいやがる時は、熱を計っているという意識をそらすように接してみると良いと思います。
体温計を腕に挟んだと同時に子供の好きな絵本を読んであげるとか、大好きな歌を一緒に歌うなどしてみてください。
ほんの3分程度ならごまかせる可能性は大きいです。
子供によって逆効果なのが、「お熱を計るからじっとしててね」という声かけです。
じっとしていなくちゃいけないと思った瞬間にじっとしていられなくなる子供がいます。
また、何をするのかわからずに不安になった結果、検温を嫌がるという子供もいます。
このような場合は、なぜ熱を計るのかということをわかりやすく説明してあげることです。
痛くないこと、怖くないことさえわかれば案外いやがらずに検温をしてくれるかもしれません。これは何かを理解してから行動したいというタイプの子にはとても有効な方法です。
何をしても検温を嫌がる時は、1分で計測できるタイプの体温計や、耳で一瞬で検温できるタイプの体温計を購入した方が良いかもしれません。
いずれ検温しなくてはいけない意味や、どうすれば良いのかということをきちんと理解できる日がやってきますので、何が何でも大人のようにじっとした状態で検温させなくてはと躍起になる必要もないと思います。
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