お腹を触ると違和感がある、そんな時不安に駆られるのは誰もが同じことです。
しかも全く消える気配がないとなれば、病院へ行きます。
同じように腹部に違和感を覚えた男性が病院へ行くととんでもないものが見つかったのです。
・男性に見つかった第3の乳首
ある男性が腹部にデキモノができたと不安げな表情で病院を訪れました。
そこで医師が下した診断は誰もが驚く、それでいて覚えておきたいトリビアだったのです。
男性の腹部にできたデキモノの正体、それはなんと第3の乳首でした。
実は第3の乳首を持つ人は珍しくないのですが、成人してから大きくなることは珍しいとのこと。
しかし体や健康に第3の乳首が影響を及ぼすことはないのか、と言うと特に問題はなく、手術でとってしまう人もいるそうです。
この男性は男の乳首は意味がほとんどないということで手術を行い、とることを決意したそうです。
・正式名称は副乳
この男性の投稿を見た人からの反響は大きく、自分も第3の乳首がある、自分はとったという反応などもありました。
実は第3の乳首は副乳というもので、女性は5%が、男性は2%が持っているのだそうです。
わきの下から通常の乳首、さらにまたを通るライン上にある乳房のことを副乳と言います。
広範囲にある乳房なので副乳がどこにできるかもわからないと言います。
副乳が現れるのはミルクラインと呼ばれる体の中心を軸に左右対称にある線上です。
そのため人によってはわきの下や内腿に副乳があるという方もいます。
犬や猫などほかの哺乳類が乳首がたくさんあるように、人間もその名残で副乳があるとされています。
ですが人間に副乳はそれほど必要がないためお腹の中に宿って9週目のころには退化してしまうのだそうです。
形も乳首そのものではありませんし、女性の中には副乳があること自体気づいていないことも多いです。
ただ思春期や妊娠によって副乳の存在が分かり、胸と一緒に副乳が張ると言う人もいます。
中には4つあるという人もいますが、小さなほくろやいぼが、わき腹やお腹の周りにある方は副乳かもしれません。
Photo by John