病院嫌いな子供にとって、病院に着くなり不安で泣きだしてしまう子供も少なくありません。
病院には注射があって痛いことをする場所、怖い場所というイメージが何かのキッカケで植え付けられてしまっているのでしょう。
病院に着くまでは大丈夫だけど、着いた途端に不安になってしまう子供には、どう対応すれば落ち着いて診察を受けてくれるのでしょうか。
子供の年齢にもよるかもしれませんが、どの年齢でも共通していることがあります。
それは、抱っこしてあげることです。
抱っこしてあげる時は、大丈夫。病院は怖いところじゃないよ。
ずっと一緒にいるから大丈夫だよ。と優しく声をかけてあげてください。
それだけで子供は、ほんの少しかもしれませんが、不安な気持ちから解放されていくと思います。
また、不安だけどそばにいてくれてるんだという安心感を持つことができるということも子供にとっては病院でも落ち着いていくのではないでしょうか。
病院で不安がる子供に対して、きつく怒って突き放したり、一緒に不安がってしまうのはあまり良いことではないと思います。
子供は、想像以上に親の表情や対応などを見ていて、感じとっていますので病院にいても平常心でいつものと変わらない姿を見せて、淡々と過ごすようにすると子供も少しずつ大丈夫なんだと理解していけるようになると思います。
言葉の意味を理解できるような年齢になっている子供には、病院で何をするのか、どうして病院にきたのかをわかりやすく説明してみてください。
熱やお腹が痛いなどのつらい症状を治してもらうために病院に来たこと。
早く元気になって欲しいことなどを優しく伝えた上で抱っこしてあげると落ち着いていくと思いますので、根気よく病院で不安がる子供には接してみてください。
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