子供が急に入院をしなければならなくなった、そんな時慌ててしまいますが、まず用意しなければならないものをまとめておきましょう。
冷静になって対処することがお子さんにも安心感を与えますから、チェックしてみてください。
・入院施設にはほぼ何もない
小児科の入院施設が整っている病院は医療器具や薬など治療に必要なもの以外はないと考えてください。
入院する間の衣類は病院で用意されていますが、病衣代がかかるのが嫌だ、子供が着たがらないという場合は着慣れているパジャマを着用してもいい場合があります。
ただ室温管理がされていますので冬でも厚手のパジャマにする必要はありません。
赤ちゃんの場合は肌着を用意し、念のため羽織物を用意しておくといいでしょう。
トイレトレーニングが終わっていない子は紙おむつが必要ですが、一人でトイレに行くのが億劫な子は嫌がらないようなら紙おむつがあると安心です。
ミルクの子は哺乳瓶や消毒するものが必要ですし、食事をするためのスプーンやフォーク、コップ、歯ブラシやタオルなど衛生用品も必要です。
・付き添いのことも考えよう
付き添いは基本食事が出ませんので、お金は小銭と1000円札を持っておくことと、子供の保険証や診察券、印鑑に筆記用具、母子手帳などを持っていきましょう。
洗顔セットやバスタオル、感染予防のマスクがあると便利です。
また子供も付き添いの親も、移動用のサンダルやスリッパを用意し、袋が数枚あると着替えなどを入れておくのに便利です。
ママの場合は生理用品や普段飲んでいる薬があるなら持っていくようにしましょう。
ほかにもママがつき添う場合は携帯電話やスマホ、充電器を忘れずに持っていきます。
病室内で通信機器が使えるようなら入院中のお子さんが退屈しないようアイパッドを持っていってもいいでしょう。
入院期間が長ければ長いほど、お子さんもママも大変ですが、準備はしっかり整えて長い入院生活を乗り切りましょう。
Photo by Bridget Coila