子供は免疫力が弱いので、外に出る時はマスクをさせたり、帰ってきたらうがいと手洗いを徹底して風邪の予防をしているママも多いでしょう。
確かに風邪のウイルスは外にたくさんいるので、外出時には気をつけることが予防対策となりますが、つい見逃してしまうのが家の中です。
ウイルスというのは大量に空気中に飛んでいるものですから、どんなにシャットアウトしようとしても、人間の体に付着して入ってきたり、玄関や窓からもどうしても侵入してきます。
その対策として空気清浄機を使っているお家も多いかもしれませんが、もっと重要なのは湿度管理です。
ウイルスは乾燥している状態を好むので、湿度が低いとどんどん活発になってしまいます。
また、乾燥したお部屋の中にいると、気管支の防御機能が低下してしまうので、風邪のウイルスが侵入しやすくなるので風邪をひきやすくなるのです。
逆に適度に湿度があればウイルスの方が弱まりますし、気管支の機能も低下しないため、風邪をひきにくい環境になります。
冬は暖房をつけますが、室温が上がると相対湿度が下がってしまい乾燥してしまいます。
ウイルス対策としては40%以上の湿度が必要と言われているので、特に電気ストーブやエアコンの暖房機能を使っている方は加湿するようにしましょう。
加湿器がない、置くスペースがないという場合は、部屋に洗濯物を干すことで湿度を上げることができます。
ただ、最近は小さくてリーズナブルなものもたくさんあるので、風邪対策のために一つ用意しておくといいですね。
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