アメリカの人気女優ドリューバリモアさんが、2人目の子どもを出産した後、産後ウツに苦しんでいたことをピープル誌に明かしました。
●2人目を出産して初めて産後ウツに
ドリューさんは1人目の子どもを出産した時は、産後ウツにはならずに子育てをすることができたそうで、周囲で産後ウツを発症する女性の気持ちが理解できなかったと言っています。
しかし、2人目の出産後は気持ちがふさぎ込み、ようやく周りの女性の産後ウツの苦しみが理解できたと感じ、1度に1つの物事のみに取り組むように生活を工夫したそうです。
仕事をしているドリューさんは悩みも多く、子ども教室で急にそのことを考えそうになった時も、気持ちをコントロールして1度に1つのことしかしないのだから、仕事については後で考えようと切り替えています。
考え方を工夫することで、以前よりも何事にも前向きになることができたと感じているようです。
●そもそも産後ウツは何故起きるの?
妊娠や出産をすると、女性のホルモンバランスは大きく変化するため、気持ちが不安定になってしまうことがあり、産後ウツの原因になると考えられています。
また、赤ちゃんのお世話を完璧に行い、家事も妥協しないように取り組んでいるママは、気持ちが休まる時がなく追い詰められてしまうことがあります。
1人目の子どもの時は産後ウツの症状がなくても、2人目を出産すると上の子のお世話も同時にしなければならず、年齢を重ねて体力が落ちていることからできないことが増えて、産後ウツを引き起こすことが見られます。
完璧を求めず、ドリューさんのように1度に1つのことしかしないと割り切ってみることも必要です。
Photo by Melissa