出産はお金がかかるというイメージがありますが、実際のところ何にいくら必要かがいまいちよく分からないという方も多いでしょう。
妊娠から出産までには、妊娠してから出産までに必要な妊婦検診費用と分娩費用が最低限必要になります。
妊婦検診というのは、基本的に妊婦さんは必ず定期的に受けなくてはいけない検診です。
妊婦検診の受診は、23週までは4週間に1回、24週から35週の間は2週間に1回、それ以降出産するまでは1週間に1回となっています。
この検診にかかる費用は、病院や検査内容によって異なりますが平均すると4000円程度、さらに血液検査や超音波検査を加え、トータルで計算すると約7万から8万円ぐらいとなります。
分娩費用は病院によって、また分娩方法、個室か大部屋かでも違ってきますが、一般的には約40万円ぐらいかかると言われています。
ただ分娩費用に関しては、年末年始や平日か休日かなど分娩をする日によって変わるので、事前に何割増になるのか聞いておきましょう。
ですので最低限の見積もりでいうと、検診費用は7万円、分娩費用は40万円で合計47万円ぐらいが必要となります。
ただし、出産育児一時金で42万円が戻ってくるので、それを差し引くと実際に払うお金は5万円程度と考えておけばいいでしょう。
このほか、マタニティ用品や赤ちゃんが生まれてすぐに必要なベビー用品なども必要になります。これはリサイクルやお下がりを利用するか、新品で揃えるかでかかる費用が全く違いますが、おおまかにその分も入れると10万から20万円ぐらいあると安心ですね。
Photo by Bigstock
