母乳育児をしているとどうしても苦労することが出てきます。
例えばどのようなことがあるのか、事例を見てみましょう。
・母乳パッドが間に合わない
母乳が順調に出てくるようになると、人によっては放っておいても服が塗れるほどあふれてくる時期があります。
すぐに赤ちゃんに飲んでほしいけれど赤ちゃんはおっぱいをほしがっていない、と母乳パッドを付けてみるのですが、あまりに量が多く滲み出てしまうことがあるのです。
タオルを当てる、定期的に絞るなど、母乳で衣類が濡れたりしないよう工夫しているママも少なくありません。
ただ母乳が勝手にあふれてくる事態は次第に収まりますので、授乳期間中ずっと続くということではありません。
・粉ミルクを飲んでくれない
母乳育児を続けていると、哺乳瓶に慣れていない赤ちゃんは粉ミルクなどを飲まないことが多いです。
そのため誰かに預けて病院や歯医者、美容室などに行きたくても行くことができないというママがたくさんいます。
粉ミルクを飲んでくれれば楽ですが、哺乳瓶をくわえてもすぐに離してしまいます。
おっぱいがもらえない限り赤ちゃんは泣き続けますので、預かる方も2回目はない、となってしまうのです。
離乳食が始まっているならまだ何とかなる場合もありますが、授乳期間中はおっぱいが終わった直後の外出がいいようです。
このように母乳育児をしていると起こりうる苦労話は、母乳で育てているママなら一つは持っているものです。
もしあなたに思い当たる苦労話があるようなら、その気持ちを分かち合ってみてはいかがでしょうか。
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