赤ちゃんのうちは特別何もしなくてもしょっちゅう寝てくれますが、成長していくとだんだんお昼寝を嫌がるようになります。
と言っても、4歳ぐらいまでは子供自身もお昼寝をしないと眠くなってしまうので、上手に寝かさないとぐずって大変な思いをしてしまいます。
ただ、子供の気持ち的にはお昼寝をしないで遊んでいたいため、寝かせようとしても寝てくれないことが多いのですね。
ママにとっては、どうせ後になって眠くなって機嫌が悪くなるし、自分の時間も欲しいので早く寝かせようと必死になってしまうでしょう。
ですが、自己主張が芽生え始める年齢になると、必死になるほど寝ないという悪循環が生まれてしまいます。
そんな悪循環を断ち切って、子供に気持ちよく昼寝をしてもらうには、まずは体をたっぷり動かすことが大事です。
家でだらだらとテレビを見ていたり、ママの買い物のお付き合いでお出かけしているだけでは、子供の体力はあり余っています。
もっと体を動かしたい、という欲求があるのに寝かせるのは無理なこととも言えます。
ですので、30分でもいいので思いっきり体を動かさせてあげましょう。
そうすれば体の反応として休息を求めるので、自然に眠気が来て眠ってくれます。
そして、もう一つ大事なのが、食事とお昼寝の時間を決めるということです。
子供の体内時計は親が管理してあげないとすぐに狂ってしまいますし、狂っている状態だと規則正しく眠ることは出来ません。
たまにならしょうがないですが、昼食とお昼寝の時間がばらばらにならないように、親がしっかりと時間を守って規則正しい生活をさせることが、気持ち良い眠りを誘うための秘訣でもあります。
Photo by Raul A.-