産後ママは思っている以上にナーバスになっていますから、何気なく口にした言葉で、産後ママを逆なでしてしまう事があります。
これから出産したばかりの友人に会いに行く予定がある人や、近くにいるおじいちゃんやおばあちゃんなどは、ここで紹介する言葉に気をつけてくださいね。
●「夜は寝てくれないの?」
赤ちゃんは、昼も夜も関係なく起きたり眠ったりしています。
夜中にずっと赤ちゃんがぐずっていて眠れない日が続いているママも多いものです。
そんな時「夜は寝てくれないの?」などと言われてしまったら、何だか、うちの子は夜中しっかり寝てくれたけど、あなたの子は眠れなくてかわいそうね、といったニュアンスに聞き取れてしまいます。
睡眠不足や、育児ストレスが溜まっている産後ママに追い打ちをかけてしまいかねないので注意しましょう。
●「母乳は飲ませてるわよね?」
おっぱいをあげた方がいいのは分かっているけど、母乳を与えたくても、しっかり出ないママもいます。
そんな時に、「母乳は飲ませているわよね?」「おっぱいをあげた方がいいわよ!」などと言われれば、ほっといてくれ!と言いたくもなるものです。
職場復帰するためなど、さまざまな理由でミルクにしてるママもいるので、母乳やミルクの話しも注意が必要です。
●「〇〇さんにそっくりね!」
赤ちゃんに会いに来た親戚が、妊娠中や妊娠前などに亡くなった「〇〇さんに似ている」などと言うこともよくあります。
自分の家族なら不快な気分にならないものの、夫の家族だった場合には、とても気分が悪くなるものです。
私の子どもよ!と言いたくなるものです。
●「小さいのにかわいそう」
職場復帰のために、赤ちゃんを託児施設などに預けるママ友に、「まだ小さいのに、かわいそうに」などと言ってはいけません。
ママだってずっと赤ちゃんとい一緒にいたいのに、家庭の事情で仕方なく預けるケースもありますから、ママの心を傷つけてしまうこんな言葉がけはしないでくださいね。
●「二人目はまだ?」
「二人目はまだ?」も、産後ママには余計なお世話です。
これは年配の親戚のおばさんあたりに多く見られる言葉がけですが、今産んだばかりのママには、「ほっといてくれ!」と言いたくなる言葉です。
●「小さいね」「大きいね」
赤ちゃんを見て、思わず「小さいね」「大きいね」などと言う人も多いはずです。
悪気はなくても、特に「小さい」という言葉に傷つくママも多いです。
普通・標準よりも、大きい、小さい、ことに敏感なママも多いので、気軽に言わない方が良いでしょう。
いかがでしたか?言われたことがある!という言葉もあるかもしれませんね。
悪気はなくても、産後のガルガル期のママには、これらの言葉は地雷となってしまいます。
また、そんなママも、いつしか赤ちゃんが大きくなって、新米ママの気持ちを忘れてしまうと、うっかり自分もこんな言葉を言ってしまう可能性があります。
よそのママに声をかけるときも、気を付けておきたいですね。
Photo by Jan Krutisch