寝かしつけの時、眠るまで時間がかかるようなら、やり方に見直せるポイントがあるかもしれません。
子どもの寝かしつけのコツをご紹介します。
●入眠儀式を行う
これをして寝る、という決まった行動のことです。
・お風呂に入って、パジャマを着て、歯磨きをする
・温かいミルクを飲む
・絵本を読む
・ママが子守唄をうたう
…などです。家庭によって違うと思いますが、毎日同じことを同じ順番に、同じ時間に行うことで、儀式を済ませたら眠るよう、子ども自身の気持ちが切り替わっていくのです。
●落とし穴に注意
ただし同じ時間に入眠儀式をきちんとしていても、眠ってくれない!ということもあります。
こんな原因が思い当たりませんか?
・明るい蛍光灯をつけ、まぶしい電気を見ながら仰向けで絵本を読んでいる
→できればオレンジ色の柔らかい照明に変え、寝る前の1~2時間は少し薄暗い部屋で過ごすようにしましょう。
・朝、起こすのが遅い
→起きて朝日を浴びて体内時計をリセットさせることで、夜になると眠くなるというタイマーが働きます。1歳近くなったら、朝同じ時間に起こすようにしましょう。
・寝る前に興奮して喜んでいる
ダンス、パパが珍しく早く帰ってきた、など
→子どもの気持ちが静まって、落ちついてから布団に入るとよいでしょう。
・寝る前にスマホやテレビを見せている
→スマホの画面から出る光、ブルーライトは神経を高ぶらせます。
寝る前1~2時間はスマホ画面やテレビを見せないようにしましょう。ママが見たり、いじっていると興味を持ってしまうので、気をつけましょう。
寝かしつけに15分以上かかっているなら改善の余地があるかもしれません。
睡眠を邪魔する要素を改善することで、すんなり眠れるようになります。
Photo by Jon Ovington