赤ちゃんの夜泣きがずっと何日も続くとママにストレスがかかり、育児放棄など様々なマイナスのことが起こる可能性があります。
そんなときに放置する、という方法を取ると意外とスッキリ解決するかもしれません。
・海外の夜泣き対策
実は夜泣きという概念を持っているのは日本だけで欧米諸国では夜泣きが存在しません。
赤ちゃんは泣くのが仕事ですから、たまたま泣いているのが夜というだけで夜泣きとは考えないのだそうです。
そのため欧米では夜泣きをしても赤ちゃんを放置しておくことが多いと言います。
しかし夜泣きをして赤ちゃんは大丈夫なのか、アレルギーを起こしたり胃腸トラブルが起こったりするというのは本当なのか不安に思うママもいるでしょう。
急に放置を決め込んで、今まで夜泣きのたびに構っていたのに、ママが構ってくれないと不安に思う赤ちゃんはいるでしょうが、声をかける程度の綾氏から徐々に放置の時間を長くすると、赤ちゃんは自分で寝る方法を覚え、朝まで寝るようになるということなのです。
・夜泣きの放置方法
放置というとなにも構わないというイメージがありますが、夜泣きを放置するというより添い寝と言った方が正しいかもしれません。
欧米も添い寝をする、添い乳をするというのは当たり前のことで、泣いたから抱っこするということをしないだけなのです。
声をかけて赤ちゃんに優しく語り掛けることで最後は一人で寝ることを覚える、つまり赤ちゃんのねんねトレーニングなのです。
そのためには赤ちゃんがぐっすり眠ることができる環境を作りましょう。
朝起きたときに同じ場所で眠っていられるように環境を整えてあげることも大切です。
また一人で眠ることができるよう、部屋の照明を落とし、添い寝なしで寝られるようにするのが夜泣きの放置方法です。
もし夜泣きが始まったらお腹が空いていないか、おむつが濡れていないか、具合は悪くないか5~10分かけて観察します。
そして最大の難点かもしれませんが、ママも夜泣きを放置するということに覚悟を持つことです。
赤ちゃんが泣いているとついかまってあげたくなりますが、心を鬼にして耐えることが大切です。
赤ちゃんの夜泣きは誰もがつらいものですが、対処法を変えるだけでスムーズに眠れるようになりますので試してみてください。
Photo by shira gal