子どもが生まれ親になると、誰もが経験するのが赤ちゃんの夜泣きです。
個人差もありますが、1歳になるまで続くのでパパやママにとっては苦労も多いのですが、1歳になったら夜泣きも収まると思った矢先に、さらに夜泣きがひどくなる場合もあります。
0歳の時より体や泣き声も大きく、暴れられると本当にげんなりしてしまうものです。
1歳を過ぎてからの夜泣きにも考えられる原因はいくつかありますが、基本的には赤ちゃんの夜泣きとあまり変わりないと言われています。
子どもにより成長スピードは違いますので、脳の発達が少し遅い子どもは1歳になっても、睡眠のリズムが整わないので、寝ぼけてしまい夜泣きをする事があります。
こういう場合は一度子どもを起こし、目を覚まさせてから安心させ眠らせれば対処できます。
昼間に興奮しすぎると眠いのに脳は興奮状態のままとなり、体のバランスがうまくいかず夜泣きをする事もあります。
体調不良や病気が原因で夜泣きをする事もあります。
発熱やくしゃみが鼻水など明らかな症状がある場合は、病気の治療を優先しましょう。
1歳以降の夜泣きも必ず原因がありますので、原因を見極め対処する事ができます。
生活の変化、例えば、保育園に通い始めたなら、日中の楽しい出来事も、友達とのやりとりも大きな刺激になっている可能性があります。慣れるまでは、あきらめて受け止めてしまう方が気楽です。
寝かしつける時、入眠儀式を習慣付ける事で、これから寝ると子どもに意識させるのも効果的です。
例えば寝る前に絵本を読み聞かせる、部屋を暗くする、音楽をかけたり子守唄を歌ったりするなど、何か決まった事をすれば眠る体勢を作りやすくなりますし、親子のコミュニケーションにもなって一石二鳥です。
親とのコミュニケーションで安心できるというところも、子どもにとっては重要です。
怖い夢や、夜中のささいなことが原因で泣きだして、そのまま止まらなくなってしまう場合もあります。
一度しっかり起こしてリセットしてから、安心させて寝かしつけるとよいでしょう。
Photo by Bridget Coila