夜中にぎゃんぎゃん泣く赤ちゃんも珍しくありませんし、その度に親は早く寝てほしい、近所迷惑になるなど思ってしまいます。
どうすればちゃんと寝てくれるのかと考える親も多いですが、ある女性はほかの人とは違う視点から解決方法を導き出しました。
・一般論と違う意見
多くの親御さんは赤ちゃんと添い寝する回数をだんだん減らしていけば夜中のぎゃん泣きも減ると考えているようですが、アメリカに住むある女性は赤ちゃんの視点から解決方法を導き出しました。
女性がSNSに投稿した内容によると、赤ちゃんはママの近くで寝ることに安心感を覚えていたというのです。
心臓の音も匂いもママの顔もすべて赤ちゃんにとっては安心材料で、赤ちゃんの具合が悪かったり、抱っこしてほしいと思って目を覚ましてもママがすぐそばにいるから安心して眠ることができると言います。
それなのに突然一人で置いていかれてしまうと何が起こったのか分からず泣き叫んでしまうのです。
しかしそれでもママは来てくれず、ようやく戻ってきてくれたと思っても抱っこをしてくれない、静かにするように言って出ていってしまう、そして泣くたびにママが来る間隔も長くなってしまうのです。
・赤ちゃんは話せないからこそ不安
赤ちゃんはママのお腹の中の世界から外に出てきて戸惑いばかりの時間を長く過ごします。
新しいことに触れ、その度に刺激を受け恐怖を感じることもありますが、ママが傍にいるから安心できるのです。
日中は赤ちゃんがちょっとけがをしたり具合を悪くしただけでも駆け寄って抱っこしてくれる、お腹が減ればミルクをくれる、近寄れば抱っこしてくれるのに、なぜ夜の闇の中ではなにもしてくれないのか不安と言うことです。
赤ちゃんもママが育児や家事に疲れていることは分かっていますが、夜の暗闇は寂しさを連れてくるのです。
アメリカに住むママは赤ちゃんの言葉を代弁したことでシェア回数も数百回となり、論争を巻き起こしました。
小さいお子さんがいるママがこの女性の言葉を見てどう感じたか、一度考えてみてはいかがでしょうか。
Photo by Mike Renlund