2人目を産むにあたり、年齢差を考える夫婦もたくさんいます。
きょうだい年齢差によるメリット・デメリットを見ていきましょう。
2歳差の場合は、年が近いので上の子がイヤイヤ期などまだ手が掛かる時に、下の子が産まれるので、ママの負担は大きくなりますが、子どもが大きくなり手がかからなくなるのもほぼ同時期なのである程度育ってしまえば、ママの苦労も減ります。
幼児期までは苦労もありますが、一度経験しており、経験してから日も浅いので、ママの記憶も新しく、役立つ事は多いでしょう。
●2歳差のきょうだいの特徴とメリット
年齢が近いと男女のどちらでも、競争心が芽生えやすいのでママの取り合いや、おもちゃの取り合いなど何かと喧嘩が多くなります。
しかし見方を変えれば同年代の人との接し方を学ぶいい機会です。
男の子の兄弟の場合は、パワフルになる傾向があり、家の中がぐちゃぐちゃという事も多いようですが、兄弟同士で学ぶ事が多いのはメリットです。
女の子の姉妹も、時にはライバルのように激しいケンカになりますが、一緒に同じ遊びを楽しめる時期が長く、成人しても友達のような関係が続きやすくなります。
男女混合のきょうだいなら、近い世代の異性との付き合い方を学ぶ、いい経験ができます。
●2歳差のデメリット
子どもの年齢が近いと、体格によってはお下がりを着られない、ケンカになるのでおもちゃはそれぞれに同じものを2つ以上用意する必要などあり、お金も掛かります。
幼稚園、小学校と進学する時期もあまり差がないので、学費などもかさみます。
お金が出ていく時期も近いので、ある時期までは苦労も多くなりますが、成長してからはゆっくり過ごせる時間が増えます。
●高齢出産の人、子だくさん希望の方におすすめ
兄弟、姉妹でも状況は変わりますが、2歳差の場合は大変な事も集中しますが、子育て期間が一気にすぐ終わります。高齢出産の人できょうだいを考えている人、子どもを3人以上欲しい人は2歳差を希望することが多いようです。
子どもが大きくなれば、夫婦でゆっくり過ごせるでしょう。
小さい間は大変でも、その分思い出は2倍になります。
子どもが大きくなったら苦労話でも聞かせてあげましょう。
Photo by Donnie Ray Jones