当たり前ですが、いじわるだったり悪さばっかりするような子供には育って欲しくありませんよね。人を思いやって労わることが出来る優しい子に育って欲しいというのが親心でしょう。
それに優しい人は強い人と言われるように、本当に優しい子供は芯の強さを持っているので、たくましく生きていくことができます。
優しい子供を育てるには、とにかく愛情を注いであげることが一番です。
抱っこをしたり話しかけたり、一緒に遊んだりすることで、子供は親の愛情をしっかり受け取って相手を思いやる心が育っていきます。
近年は、泣いても放っておいたほうが良い、抱きぐせがつくからあまり抱っこをしない方が良い、という育児方法が提唱されています。
ですが子供が親を必要としているときに放っておくと、他人に対して無関心になったり、人を見下すなど冷たい人間に育っていってしまいます。
また子供が感情をむき出しにしたときはしっかり受け止めてあげましょう。
ここで怒鳴ったり無視したりすると、相手の心を受け入れることを学べないので、友達にも同じ態度をするようになってしまいます。
抱きぐせがついても成長していけばきちんと離れていきますし、どんなにかまってあげていてもいつかはお友達や恋人と過ごすようになるので心配ありません。
どこにいても、どんな状況でも見守ってくれる人がいる、帰れる場所があるという安心感があれば、心に余裕が出来るので優しい子に育ちます。
ですので子供が独り立ちするまでは、常にコミュニケーションをとってたくさん声をかけてあげてください。
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