赤ちゃんを育てていく上で一番苦労することは、やっぱり言葉が通じないということでしょう。
人とのコミュニケーションは会話でするものですが、言葉をしゃべれない理解できない赤ちゃんでは、赤ちゃんの気持ちもこちらの言いたいことも伝えることができません。
そんな赤ちゃんとのコミュニケーションをスムーズにしてくれるのが「ベビーサイン」です。
ベビーサインというのは、手話やジェスチャーで赤ちゃんと会話をする育児法です。
1990年にアメリカで始まったもので、2000年以降からは日本でもどんどん広まって実践しているママやパパが増えています。
手で伝えるというと難しいと思うかもしれませんが、赤ちゃんは口よりも手の方が自由に動かせるので、ベビーサインを利用することで赤ちゃんとにコミュニケーションが可能になるのです。
教え方は特に決まりはなく、お座りができて指差しができるようになったら、目に見えるものを触れられるものに手を添えて表現したり、お話をするときにジェスチャーをつけるということを続けていけば、赤ちゃんもベビーサインを理解するようになっていきます。
ただ、コミュニケーションが取れるようになるまでには時間もかかりますから、自分だけで教えていると挫折してしまうかもしれません。
そんな時は、ベビーサイン教室を利用してみるといいでしょう。
教室では上手な教え方をアドバイスしてくれますし、ママ友も出来るので、孤独になりがちな赤ちゃんの育児も楽しくなっていきますよ。
Photo by Ruth L