小さい子供を夜遅くまで連れまわしているのが実は現在の日本なんですね。
確かに日本の夜中は安全ですし、子供を連れまわしても大丈夫な環境にあります。
しかし子供側からしてみればそれは成長の妨げになっている可能性があります。
子供を夜遅く連れまわすパパやママは色々な事情があるのでしょうが、一緒に居酒屋に行ったり、ファミレスに行ったり、夜遅くまで連れまわすのはNG。
それはなぜかというと、子供は睡眠が最も大切な時期だからです。
脳の大多数は寝ている間に細胞分裂して成長します。
一般的に言われているには、夜8時までには就寝させたほうが良いと言われているのです。
その時間帯に連れまわされている子供は脳の発達を妨げられているのですね。
レム睡眠ノンレム睡眠を繰り返し、子供の脳は凄いスピードで生まれ変わっています。
夜遅く連れまわすと、この大事な睡眠を邪魔してしまうのです。
また深夜まで子供を連れまわしていると夜型の生活に子供が慣れてしまう可能性があります。
すると学校でも眠くなり、うとうとしてしまうことがあるでしょう。
早寝早起きは子供にとって大切なのです。
脳内物質であるセロトニンが大量に放出されるのは朝です。
セロトニンは快楽物質とも呼ばれており、脳に分泌されると安定した性格になります。
集中力もつきますので、是非早寝早起きの習慣をつけるようにしましょう。
さらに大人にもあるように子供にも体内時計というものがあります。
朝早起きして朝日を浴びて、体内時計を整えるということが必要となるのです。
夜更かしする子供は体内時計が狂っていますから、昼間眠たくなったりするわけです。
そのためにも子供はできるだけ早く寝かせるようにしたいですね。
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