子どもを効率よく起こす方法、をつい考えてしまいがちですが、そもそも眠る時間が早ければ翌朝早く起きることができます。
つまり、子どもに早寝の習慣を身に着けさせれば自然と早起きになるということです。
たとえばまだお昼寝をする子どもなら、お昼寝をわざとさせないで夜早く寝るように仕向けることもできます。
一度早く寝てしまえば翌朝早く起きますから、お昼寝の時間もその分早くなり、また夜早く寝ることができるのです。
ただいきなり早く寝かせれば早く起きるのかというとそう上手くもいかないことがほとんどですから、寝る時間をまず決めて照明を暗くする、テレビを消すなどして眠りやすい環境を作ります。
翌朝、いきなり早い時間に起こすのではなく、少しずつ早くしていくのです。
たとえば本当は7時に起きてほしいのに8時に起きる子であれば、1日目は7時50分、2日目は7時40分と10分ずつ早くしていきましょう。
それでも早く寝ない、起きないという場合はお昼寝が本当はいらないあるいは短くていい子なのかもしれませんので、一度お昼寝の時間を見直してみてください。
早起きするためには熟睡することも大切ですから、子どもが早く起きられるように昼間の行動や寝る前の行動に注意しましょう。
日中エネルギーを消耗していない子どもはなかなか寝付くことができませんので、外遊びなど体を使う遊びを取り入れてみてください。
また夕食後に間食をしている、寝る時間なのにゲームをしている、テレビを見ていると言った場合は止めさせましょう。
子どもが寝なければ親もイライラしてさらに寝なくなってしまいますので、一度冷静に睡眠について見直してみてください。
Photo by Mike Renlund