RSウイルスってご存知ですか?赤ちゃんや子供を持つ親なら恐らく知っていると思います。基本的にRSウイルスは子供から大人まで感染します。大人が感染しても赤ちゃんにうつる場合がありますから、注意が必要なのです。汚染された物質はおよそ1時間、手に付着したウイルスが死滅するまで30分も時間がかかる大変強い感染力を持ったウイルスです。
そこで今回はRSウイルスについて調べてみました。
■乳児が感染で入院!?
乳幼児など、まだ産まれて間もない子供がRSウイルスで入院することは稀ではありません。またRSウイルスと同時に気管支炎を発症しているケースも多いため、非常処置として入院するケースも多いのです。
■RSウイルスの診断方法は?
RSウイルスに感染しているかいないかは、インフルエンザの検査と同じく、鼻の奥に綿棒を入れて、鼻水を取って検査をします。数分で検査結果が出ますから、その場で分かることになります。
■空気の補助がいる場合も
乳幼児の場合、入院する可能性もあると言いましたが、これはRSウイルスで重症化することがあるからです。血液中の酸素濃度が薄まり、90台を切ることもありえることですから、空気マスクをすることになります。また鼻チューブで酸素を届けることになります。
食欲もなくなり、ミルクを20から30mlしか飲まない場合も多いようです。また痰のからんだ咳をしたりすることもありますから、もしかしてと思ったら医療機関で早めに検査を受けたほうが良いでしょう。
■治療法はあるの?
RSウイルスは家族全員にうつる可能性のあるウイルスですから、感染した乳幼児は他の部屋に隔離して寝るようにしたほうが良いでしょう。また親子共々手洗いうがいをしっかりして、家の中に菌を持ち込まないようにすることが大切です。
RSウイルス性気管支炎は乳幼児にとっても辛いことですし、ママは24時間付き添いして下さいといわれることも少なくありません。感染する前に是非予防を徹底して下さい。
記事提供は 4healthcare.jp