赤ちゃんが大泣きしたり落ち着きがなかったりすると、1日中一緒にいるママは大変ですね。
ですので、ほとんど泣くこともなくじっとしていてくれたら、手がかかることもないのでママも楽になるでしょう。
ですが、あまりにも泣かなかったり笑うこともなく、目を合わせずに表情も乏しいという場合はサイレントベビーの可能性があります。
サイレントベビーとは、その名の通り静かでおとなしい赤ちゃんということですが、これは本来の赤ちゃんの姿ではありません。
泣かずににこにこしていたり、ママのそばによってきてじっとしているなら安心ですが、一人で何の感情も出さない状態は問題です。
サイレントベビーになる原因は、ママのスキンシップが足りなかったり、声がけをしない、抱っこをしないなどが挙げられます。
普通の赤ちゃんはママを求めて泣いたり、声をかけられれば反応しますが、サイレントベビーになってしまうとコミュニケーション能力が低下したり、他人に関心を持たない状態になります。
そのまま成長すると、言葉の発達障害が起きたり、人間関係をうまく築くことが出来なくなって引きこもりになってしまうリスクが高くなります。
また自分の気持ちをどのように伝えていいかが分からないので、暴力的になることもあります。
せっかく生まれてきたのに、精神的な障害のせいでこのような育ち方をしてしまっては可愛そうなので、サイレントベビーかなと思ったら積極的に抱っこをしたり、言葉が通じなくてもいろいろ話しかけてあげましょう。
例え家事や仕事で忙しくても、赤ちゃんに関わる時間を作って、サイレントベビーになるのを回避してくださいね。
Photo by Alexander Lyubavin