初めての出産ならママは全てが初めてのことで、赤ちゃんのお世話もどうすれば良いの?と戸惑う毎日であるように、赤ちゃんもこの世が初めてで知らないことばかりで、ママ以上に疲れてしまっています。
わからないこと、不思議なことがたくさんある赤ちゃんですが、赤ちゃんも新米ですから泣きやまないのは当然のことなのです。
・3カ月間は赤ちゃんにとって新米ママと同じように初めてづくしの時期!
新生児から生後3か月の間は、新米ママにとっては一番大変な時期と言っていいでしょう。
産後の疲れやホルモンバランスの乱れなどもあるので、体力的にも精神的にもとても辛い時期です。
しかし、生まれたばかりの赤ちゃんも、同じように新米赤ちゃんで、とても大変な時期なのです。
新生児から生後1か月の間は、赤ちゃんは子宮の外の環境に慣れる時期です。
お母さんのおなかの中という守られた環境の中で栄養をもらって育ってきた赤ちゃんにとって、外の世界というのはとても不安定な場所です。
赤ちゃんが自分で呼吸をしておっぱいを飲むなど、すべてが初めての未知の体験です。
ですからこの時期の赤ちゃんが理由もなくぐずったり、いつまでも泣いてしまうのはとても自然なことなのです。
・焦らないで、新米ママと新米赤ちゃんはゆっくり成長してね!
産後2か月を過ぎた頃からは、次第に赤ちゃんも外の世界に慣れてきます。
ママもこのくらいになると少しずつ赤ちゃんとの生活に慣れてくるのではないでしょうか。
体もぐんぐん成長する時期で、周りの環境にも興味を持ち始めるようになってきます。
生後3か月くらいになれば、ママにとても愛らしい笑顔を見せてくれるようにもなります。
それまでおっぱいを飲んでは寝て、そして泣いて、の繰り返しだった赤ちゃんが、ママの顔を見てニコっと笑ってくれるのですから、ママの疲れも吹き飛んでしまいます。
このくらいから少しずつコミュニケーションが始まり、赤ちゃんとの生活も波に乗ってくるでしょう。
ママにとっても赤ちゃんにとっても初めて尽くしの3カ月間は、疲れやストレスもたまりがちです。
ママだけではないことを理解して焦らないで、赤ちゃんとゆっくりと成長していきましょう。
泣きやまない、おっぱいを飲んでくれないと、大変な思いをしている新米ママも、赤ちゃんも新米で、泣いても当たり前なんだ、頑張っているだとゆったりと構えてくださいね。
Photo by Jerry Lai