いつまでもぐずぐず愚図ったり駄々をこねたりと、いつもとは違う様子の子どもに、どこか具合でも悪いのかと心配になることも多いですね。
でも、自分で体調を言葉で説明できない子どもの場合には、どう確認すればいいのかと、困ったことはないでしょうか。
ここでは、そのような場合、どのようにすれば正しく状況を把握できるのか、ポイントをご紹介します。
・いつもとの違いをしっかり読み取ることが大切!ポイントは・・
乳児やまだ言葉で体調を説明できない年齢の子どもの場合、ママやパパが子どもの様子をしっかりと読み取ることが大切です。
言葉で説明できない子どもでも、しっかりと見ていると、いつもと違いがあることがわかります。
普段とは顔色が違っていたリ、理由もないのに機嫌が悪かったり、あるいは泣き方がいつもとは違っていたリ、身体の一部を動かさないなどの異変があったりもします。
このようなポイントを中心にして、いつもとどこか違いがあるかを丁寧に確認してみてください。
・ある程度、説明できる子どもの場合には・・
言葉が少し話せるくらいの子どもの場合には、どこが痛いのか、いつから症状があるのか、どの部分なのか、と言ったことをやさしく順番に聞いてみてください。
小さな子どもの場合には、言うことが少しずつ変わってきたリ、痛みのある場所や表現なども異なってくるものです。
ですから、少しでも正しく把握するために、少し時間を変えて同じ質問を繰り返してみてください。
また、手で痛みがある場所に触れながら質問することで、より正確に痛む場所や痛み具合が把握できます。
ズキズキするの?ジンジンするの?などと痛みを表現すれば、より子どもも分かりやすいです。
このような質問をする場合、どうしても心配なことも重なり問い詰めるような感じになってしまうため、注意が必要です。
また、いつも不調を訴える子どもだから、大げさだからなどときちんと症状を見ていないと、深刻な状況になっている場合もありますので、子どもの体調不良の訴えには、きちんと確認してから判断するようにしましょう。
病院で診察してもらう場合でも、はじめの段階での状況が正しくわかっていることで、適切な治療につながります。
Photo by Donnie Ray Jones