何かにつけてイヤイヤを繰り返すイヤイヤ期は、「魔の2歳児」と言われるように、2歳前後で訪れると思われています。
しかし、実は、このイヤイヤ期は、生後半年で、すでに始まっているといわれています。
<イヤイヤ期は生後半年で始まっている!?一体いつまで続くの!?>
イヤイヤ期は、1歳半くらいから2歳にかけて始まると思っている人が多いですが、実は、生後半年くらいから、すでにイヤイヤ期は始まっているという意見もあります。
例えば、離乳食を食べさせようとしたときに、「いらなーい」とばかりに舌でスプーンを押し返されてしまったり、離乳食が入ったお皿をひっくり返された、という経験はないでしょか。
まさにこれは、自我の芽生えや反抗心の表れ考えることが出来ます。
生後半年から1歳半くらいまでであれば、おもちゃや抱っこなどをして、気をそらすことも容易です。
ですから、こういった反抗や駄々をこねるのも、すぐに収まるものです。
プレ・イヤイヤ期とも言えますね。
これが本格的に強烈になるのが2歳くらいからです。
「嫌だ!」「自分で思うようにやる!」といった自己主張が非常に強くなります。
自分の思うようにならない場面では、怒りなどがコントロールできないために、イヤイヤの表現の仕方も、それだけ強烈になります。
手の付けられないイヤイヤ期も、3歳から4歳にかけて沈静化していくものです。
言葉の理解も3歳くらいから進むので、コミュニケーションもスムーズにできるようになります。
イヤイヤという強い自己主張したい気持ちも、4歳くらいになれば自然と落ち着いていきます。
永遠に続くものではないので、ママやパパはあまり悲観しないでくださいね。
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