ご飯を食べるのに時間がかかる、おもちゃを片付けない、お風呂を嫌がるなど、育児は毎日同じことの繰り返しで、言わなければいけないことも毎日同じです。
最初は優しく言い聞かせようとしても、優しい言い方では子供はなかなか言うことを聞いてくれないので、最終的には怒鳴ってしまうというママも多いでしょう。
ですが、怒鳴って言うことを聞かせても気分はよくありませんし、時間がたてば「なんで怒鳴ってしまったんだろう」と自己嫌悪に陥ることもありますよね。
そんな悩みを持っているママにオススメなのが、褒めて育てるという子育て法です。
言っても聞かない子供をどうやって褒めるの?と思うかもしれませんね。
簡単にいうと、出来ない(やらない)ことを見るのではなく、出来ていることを探して褒めてみましょう、という方法です。
遊んだりしてなかなか食事が終わらない、という場合は、食べた分を「よくこれだけ食べたね」と褒めてあげましょう。
おもちゃを片付けない場合は、「おもちゃ片付け競争をしよう」と誘ってみると一生懸命片付けたりするので、そこを褒めてあげます。
褒めた時の子供の顔は、純粋に晴れがましく輝いています。
そして褒められることによって退屈なこと、面倒なことも喜びに変わるので、これを繰り返すことで何回言っても聞かなかったこともきちんと聞くようになります。
ただし、やたら何でも褒めていると、根拠のない自信がついて人を見下したり、自意識過剰になってエゴが強くなります。
ですので、褒めるだけではなく「ここはこうしようね」「これは直そうね」というように、ダメなところもしっかりフィードバックするといいですね。
Photo by Ryan Hyde