大学時代から付き合いを始めたアリソンとジョジョは、大学を卒業後結婚。
アビー、ジャック、イサベルという3人の子どもに恵まれ幸せに生活していました。
そこへ養子支援団体からミカを養子に迎え、更にジュリアという実の子どもが生まれます。
5人の子どもに囲まれて大きな幸せを二人は感じていました。
そこへ更に養子縁組の支援団体から話が持ちかけられます。
まだ出産はしていないけれど、自分の子どもを育てることができないといっているお母さんの子どもを、養子として引き取ってはくれないかという話でした。
もう既に5人の子の親になっている二人はしばらく悩みましたが、受け入れる決断をし、その母親が出産した後、子どもを引き取りにいきました。
子どもは双子でした。
予定外に7人の親となってしまったことに戸惑いながらも、旦那さんの積極的な協力もあり、彼女は子育てに奮闘しました。
しかし、生まれてきた双子の一人は、重い病気を抱え、何日命が続くかわからないと言うのです。
その子の病気は、脳幹が一つしかなく、そのほかの脳も欠落していることが分かりました。
医師はルイス夫妻に養子をあきらめるように提案しましたが、ルイス夫婦は「自分の子だから手放すつもりはない」と態度を変えませんでした。
ルイス夫婦は双子に、男の子はサム、病気の女の子にはアヴァという名前をつけました。
そして、アヴァが病気を克服して自分たちの元へ返って来られるのを必死に祈りました。
その甲斐あって2週間後、アヴァは無事家族の元へ戻ってきました。
両親は子ども達にアヴァの病気を包み隠さず話し、できるだけアヴァが楽しく家族と過ごした思い出をたくさん作ることができるように工夫しています。
アヴァが楽しく一生を過ごし事ができるようにするのと同時に、自分たちもまたアヴァと楽しく過ごせた思い出を作りたいと考えたのです。
ルイス夫婦は笑顔で明るく生活を送りながらも、末っ子であるアヴァがいついなくなってしまうかも知れないと言う不安を抱えて生活しています。
しかし、一生を終えるまで、血は繋がっていなくても同じ屋根の下で実の親子のように過ごすことができる、幸せを感じてほしいと願っています。
https://www.facebook.com/allison.c.lewis.9/media_set?set=a.419316309960.183640.605674960&type=3