離乳食をなかなか食べたがらない赤ちゃんにどうすれば食事を取ってもらえるようになるのか、頭を抱えているママは多いです。
中には途中までうまくいっていたのに突然食べなくなったという赤ちゃんもいますが、調理方法を工夫すると離乳食を食べてくれるようになる赤ちゃんは案外多いです。
●食材や調理法を変えてみよう
赤ちゃんはもしかしたら同じ味に飽きているのかもしれませんから、思い切って食材を変えてみましょう。
カボチャをよく食べてくれていたから、とカボチャばかりあげているという方は小松菜やサツマイモなどに変えてみるといいでしょう。
また新しい食材にチャレンジさせようとどんどん新しいものをあげようとしている場合、赤ちゃんが警戒している可能性があります。
新しいものをあげたいという場合は今までなじんできた食材にプラスしてみるのがおすすめです。
たとえばじゃがいもになれているところに新しくカボチャを食べさせてみたいならつぶしたじゃがいもとカボチャを一緒にしてみるのです。
徐々に慣れたらカボチャだけをあげて反応を見てみるのもいいでしょう。
食材の硬さが歯の成長に張っていない場合もありますので様子を見ながら硬さを変えるのも一つの方法です。
まだ歯があまり生えていないのに奥歯で噛まなければならない豚肉の細切れなどを与えても、赤ちゃんは食べたがりません。
ひき肉を細かくそぼろ状にしたもので様子を見たり、豆腐に代替えしたり、野菜もペースト状とさいころ状を使い分けてみるといいでしょう。
7~8カ月ころになると調味料も数滴使えるようになりますので、ミルクでパンがゆを作ってみたり、出汁をいりこに変えてみたりするのもお勧めです。
Photo by Cesar Rincon