2歳から4歳くらいまでの子供の睡眠は、1日に11時間から13時間、14時間くらいだと言われていて、心や体の成長のためには欠かせないものです。
成長をうながす成長ホルモンは、4歳頃になると多く分泌されるのですが、特に睡眠中に多く分泌されるため、子供は十分に眠る必要があります。
1歳くらいまでの子供は睡眠時間が少し安定していないこともあるようですが、それほど心配する必要はありません。
2歳、3歳にもなればしっかりとした睡眠サイクルができあがってくるとされ、この頃は12時間から14時間ほどの睡眠時間が必要だと言われています。
育児をしていて、子供を昼寝をさせたいという場合には1日1回、1時間から3時間程度にしておきましょう。
3歳から4歳くらいになると保育園や幼稚園に通う子供が多いと思うので、よりしっかりと睡眠サイクルを作る機会が持てます。
夜は8時頃には寝かせるようにして、11時間から13時間ほどの睡眠を取ることができるように配慮してあげましょう。
夜はしっかりと眠るようにして、昼寝の時間を短縮していくと、睡眠リズムそのものを崩さずに済むので、5歳には昼寝をしなくてもよくなるように工夫してみてください。
もちろん、いつも同じように睡眠時間を設定してその通りにすればよいということではなく、子供が遊び過ぎた日などには多めに眠らせてあげる必要があります。
睡眠時間が足りていないと、子供がイライラしたり集中力をなくしてしまうことがあるので注意してください。
Photo by Brandon Atkinson