子供の数が増えれば大変なことも沢山ありますが、それ以上に楽しいと感じることも多くあります。
子育てをしている中で気をつけなくてはいけないなとハッとする場面に出会うことはありませんか?
特に、兄弟に対してママやパパの接し方です。
冷静になれば、こんな接し方をされたら嫌だろうな。やる気をなくしてしまうだろうなとわかってはいても、兄弟を育てていると感情的になってつい悪い接し方をしてしまうこともあるのではないでしょうか。
子供がやる気をなくしてしまうであろう悪い接し方は、どちらか片方にだけ関心を向けたり、褒めたり、怒ったりすることです。
子供が一生懸命話をしているのに全く聞いてあげなかったり、うわの空で聞いてしまうと、子供は自分に関心がないのだとやる気を失くしてしまうようです。
また、子供なりに一生懸命頑張った結果に対して、頑張ったねと評価してもらえないと頑張ることをやめてしまうともいいます。
それほどパパやママの反応に敏感で、兄弟で比べられることなく自分に関心を向けてもらいたいと思っているのです。
子供がパパやママにどう接してもらいたいのかをきちんと理解して、兄弟の誰かに偏ることなく、ひとりひとりの成長に合わせた接し方を心がけてください。
それでも、状況によってはひとりの子供に気持ちが偏ってしまうこともあると思います。
そんな時には寂しい思いをしてしまった子に、素直にごめんねと抱きしめてあげるようにすれば、自分のこともちゃんと考えてくれているのだということを理解して元気に過ごしてくれるようになるのではないでしょうか。
Photo by Eric Lewis