子どもを注意するとき、叱るとき、ついついダラダラと叱り続けていないでしょうか。
ママとしては、子どものことを思うがために、つい余計なことまで言ってしまいがちです。
子どもをダラダラと叱ることは、逆効果になってしまう上に、悪影響を及ぼすこともあります。
ダラダラ叱りのデメリットと、子どもにきちんと伝わる効果的な叱り方についてご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
・ダラダラ叱りが逆効果になる理由とは・・
ついついやってしまいがちなダラダラ叱りですが、これは子どもを叱る際には逆効果です。
子どもというのは長くものごとに集中できないという特徴があるので、ママがどんなに子どものためにと長くダラダラ叱っていても意味がありません。
子どもは徐々にママの話しを聞かなくなっています。
ママの話しを聞きながら、頭の中では「早く終わってくれないかな・・」などと考えています。
そして、「どうしてママに怒られていたんだっけ!?」などと、そもそも叱られている原因自体を忘れてしまう子どももいます。
女の子の場合には、ママが叱る理由を分かってくれることも多いですが、男の子の場合には、叱られるうちにほぼ忘れてしまっていることがほとんどです。
何度も同じことを繰り返すので、ママもまたさらに長く叱り続けるという悪循環になりがちです。
叱られる原因が分からないために、「とにかくママの怒ることはしないでおこう」といった思考が働くようになります。
それでは、子どもは本来の自由な創造性に溢れる行動が制限されるといった悪影響が懸念されます。
ママの機嫌をいつもうかがうようになることも、良いことではありません。
・子どもにきちんと伝わる叱り方とは・・
子どもを叱る時には、どうして怒られているのかがまず伝わらなくてはいけません。
子どもにきちんと伝えるためには、「厳しく短く、後を引かないように」といったことがポイントになります。
どうして叱っているのか、その理由をきちんと説明して、そして厳しい口調でスパッと叱ることが大切です。
怒っているうちに、次第に育児のストレスや怒りを子どもにぶつけてしまいがちです。
それでは子どもを正しく叱ることはできません。
短く簡潔に叱ったら、それでおしまいです。
その方が子どもにも叱られた理由がきちんと伝わり、効果もグンと上がります。
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